izumi-akie’s diary

画家・和泉暁絵の部屋

愛子さまを描く➖共産党との決別➖


愛子さま」F4。

私は前夫が勤めていた総合病院の位置付け状、共産党関係者だった事から、ある程度、しばらく頭を真っ赤に洗脳されていました。

今の夫と付き合い始めて、前夫から離れても、新聞屋さんを断るのに効果がある言葉として、「うちは赤旗だよ!」と、赤旗を取ってなくても言っていました。

実際、差別された田舎で共産党の市会議員が助けの手を差し伸べてくれた事もあり、(その方には個人的に今も感謝をしております。)また共産党系の病院で喘息を診てもらい、(今は治ったみたい?環境のせいだったのでしょうか?)、共産党の弁護士に法律問題を無料で相談し、(実際、解決してもらったり)、

集まりに行き「そうだ。」と言い、志位さんと握手したりして、その集会がテレビで放映されてしまって、友人から指摘されても何とも思わなかったのですが、

関東に来てある事で、ある市に居る事が子供の人生を潰しかねない事なので「移転します。」と言うと共産党の市会議員に、「それは逃げだ。共に戦おう。」と言われ、田舎でお世話になったその議員に「どうしてでしょうか?」と尋ねましたが、「制度を変えるための戦いなのだから、共に戦うべきです。」と言われたのです。

でも、戦いには「勝利」と「敗北」という結果が有り、「敗北」によって私達は子供を犠牲にする事は出来ないので、その市から逃げました。

それからもその党のお世話になる事は多々有りましたが、私は皇室と関わりあるところに関係を持つ様にもなって、更に共産党の議員とも疎遠になり、(選挙の時は電話がかかって来るのですが、)「もう投票しないよ。」と、はっきり言う様になって来ました。

結局、何かのイデオロギーによる団結に頼るのではなく、頼るべきは自分達自身になって来ていたし、昔、「ベルサイユのばら」のオスカルが、貴族を辞めて平民と共に戦う事がとても格好良かったけれど、子供(今は大人)からすすめられて、マリー・アントワネットルイ16世の子供達が、どれほど酷い目に遭ったか、「マリー・テレーズ」やルイ17世のその後の処遇について書かれた本を読んで、吐き気を催したのです。

そして「ベルばら」と同じ、池田理代子の作品である、「オルフェウスの窓」の一部にロシア革命についても描かれているのですが、革命の同志であるアレクセイの何とも酷い最期と、オスカルによく似たヒロインがそれを目撃し、妊娠中の子を流し、心が破壊されて行く様を見、私は戦慄を覚えました。

そしてロマノフ王朝の罪の無い子供達の虐殺も、マリー・アントワネットの子供達の境遇と、重なります。

多分、「マリー・テレーズ」を読んだ時に、私の心は完全に共産党から離れた様です。

イギリスでは誰もが愛国者です。(中には紛争中のアイルランドの人とか例外がありますが、)自由に自分の国を愛する事はごく自然な事です。
ところが日本では愛国者というのは「右翼」という特殊な人を指します。


「レディー・ダイアナ」

でも自分の生まれた国を愛する、好きだという感情は普通のものではないのかな?と、
それ程、日本が大好きなわけではない私は思うのです。
これは敗戦した時にマッカーサーによって刷り込まれたものではないかとも感じます。

まあ、しかし私は戦争には反対ではありますが。

いずれにしろイデオロギーによって誰かが犠牲になるなら、そもそもイデオロギーなんて必要ないのではないかしら。

だって何が正しいかなんて神仏ではなく、ただの人間の私達に決める事なんて不可能だと思いますから。

その後、一度だけ議員を頼ったのですが、彼女が裏では私を差別している事、また赤旗を一時取りましたが、集金人の人を人と思っていない対応に、呆れて私の心はだんだん共産党系の施設を利用したりしなくなり、議員も共産党ではない人に相談したりする様になって来たのです。

そんなこんなする前から、私は内緒で適応障害に悩まれる皇太子妃殿下時代の雅子さまや一緒にメディアから叩かれていた、皇太子殿下だった今上天皇陛下や愛子さまの事を不憫に思い、こっそりYouTubeなどを見ては、「とんでもない。」と、考えていました。
誰しも悩んだり病んだり、一生のうちにするものですが、単に象徴的なお立場で、たくさんの人から一々、攻撃されるのはかなりおかしい。おそらく昭和天皇以前の頃、こうした事があっても国民との距離が皇族方を守って来たから、象徴天皇制だとしても、叩かれる事は無かったのではないか?
折角、上皇さまの努力で、私達と近い立場まで接近して来て頂いたのに、一人の難しい場所に嫁いだ女性に対して、この様な反応は無いだろう。と、私は考えていました。

そして、私は雅子さま皇后陛下になられた時、水を得た魚の如く、生き生きと振る舞われ、ついに二十歳になられた愛子さまのご立派な姿に感激した一人なのです。


愛子さまの春」S0。

私は愛子さまをよく描きます。

師から注意を受けました。
皇族方やよその国の王族を描いて、個展で飾ったりしても、販売する事は不敬に当たるので、してはならない。

そう、今は共産党と離れて(現在まだノンポリか。)色々、心の自由が出来て、

例えば「愛子天皇待望です!」

とか、こっそりではなく、誰にでも言えて、好きなものを好き、好きな事を好きと言えて、本当に楽になりました。


エリザベス2世 令和4年(2022年)の崩御時の追悼。顔は記憶に基づくため、ご本人よりほっそりしてしまいました。