izumi-akie’s diary

画家・和泉暁絵の部屋

父なる神のパワーが炸裂です


(「ヤーウェ」父なる神です。)

ようやく、二つのキャンバスを完璧に連結して描く事がです来ました。

最後の審判における神の怒りの爆発です。
聖書に於いてはイエス・キリストが裁きにやって来る事になっておりますが、彼は許しの神であり、役不足(?)(向かない?)な感じがあります。

しかし、イエス最後の審判に現れないわけには行きませんから、キリストの描写もしています。


ボッティチェリの「ザクロの聖母」の模写に久しぶりに会ったシーンなのか、最後の出合いを哀しむシーンなのか、

それは、見て頂く人々に、決定を委ねます。

「ザクロの聖母」自体、哀しみの絵でもあり、イエスが、地獄へ堕ちゆく人々、全員に哀れみを送っており、マリアもそれに同調している、との見方も可能です。


バベルの塔のようなとんがった、天に続くかも知れない岩場に「実った犠牲」を表す、タロットの正位置の「吊られた男」がぶら下がり、デフォルメした学生時代の私が、「Youth」と書かれたラケットと、大嫌いだった数学「マスマティックス」と、大嫌いだった数学担当の2年も続けて担任した担任を意味する「Math.」つまり数学の教科書を広げ、レッド・ツェッペリンのコーダ(最終楽章)「CODA」のレコードを取り出して、世界の終わりを記しています。


大好きだった、キリスト教のシスターには教える事が難しい、世界の歴史を教えて下さった大切な人です。
滝を浴びている由来はもう一枚のキリスト教に関する絵ゆえです。