izumi-akie’s diary

画家・和泉暁絵の部屋

僥倖


私は僥倖という言葉を最近知ったのですが、どこで誰が教えたのか、私をよく知る人にはすぐ推測出来る事です。

でもこの言葉を心より感じる日でした。

実は先生は、ギャラリーのグループ展の頃、おからだを悪くされ、暫く別の先生が先生のクラスを代わりに教えました。

私達、一緒に習っている先生の受講生は、どうなるんだろうか!?と青ざめる毎日でした。


先週より先生は復帰しました。
すっかり力を失った様子に私達はハラハラしました。

そして先生が夜の大作クラスから全て手を引かれる事になりました。
そこで以前、単発でご縁のあった、A先生の木曜日午後のクラスへアートスクールの長である先生と、講師助手兼任先生から、私達の先生が教室にいらっしゃる前の勧められ、決断するしかないと思いました。
そしてご飯が食べたくてもまだ入らない、可哀想な先生がいらっしゃったのです。
その授業では、何もかも仕方がないとさえ思いました。

ところが、先生は今日の授業(復帰2日目)でかなり元気になられていました。
私も色々、的確な指導を頂きました。


第32回日本の自然を描く展(更に加筆)

今後A先生の大作クラスを受講しつつ、たまにはこれからも西村先生のお力を借りて、相談して行く事になりました。

今日、帰りの電車で先生と、他の受講生3人でご一緒しました。

他の受講生さんが降りた後、私は「私は先生にお会い出来て本当に良かったです!
」と言いました。先生は大きく頷き、「人は縁を大切にして生きて行けば道が開かれるれる。」と、言われ、人はお互いに助け合うものだと、告げられました。

私はここで僥倖という言葉を思い出しました。先生にしろ、単発とこれからのA先生にしろ、私には勿体無い、僥倖なのです.