仮題「アメリカンガール(油彩F0)」
私は週一回出掛ける(長時間)とするとその前日及び翌日は寝込んでしまいます。
不眠症持ちなのでバイタリティが持ちません。
けれど、出来る限り、週一回のアクリル画の日、週2回の油絵を描く日を何とか確保しようとしております。
この2月は他の用事が多すぎて、結構、時間を取るのに苦しみました。
(炎の精霊F4)
しかし大作用のアトリエと自宅の100号以下専用の小さいアトリエで、今日も作品を描くのです。
何にも増して絵を描く事は私の喜びです。
まだこれから描き始めなんですが、雉のいる風景を描き始めました。
人間が全く登場しない風景画は多分、初めてです。
池に散った落ち葉です。
これも人間無しで、初めての試みです。
去年、入選を「最後の審判」に譲った「キリストの洗礼(滝)」。
今日も用意したエスキースが通りませんでした。
そして、去年、「最後の審判」が入選して、落選した「キリストの洗礼」の描き直しが、最初の重大課題となりました。
「最後の審判」(自分による撮影)
今日、行ったのは上野の森美術館大賞展用と女流展用の最後の仕上げです。
結構、自分では嬉しい仕上がりになりました。
しかし、しかし、滝です。キリストの洗礼です。
私はかなり個人的に楽しんで描いた、キリスト教の絵なのに下の部分では、一休禅師を含む仏教僧が、一休骸骨と戯れる層があり、その上に自分的には少々、嫌々ながら、(キリスト教も仏教もイスラム教も、他の多くの宗教も(新興宗教などはのぞいて人の救いとなるものが殆どであり、私は宗教に線引きはしたくないのです。)中世のキリスト教の神官が、カタコンベから引き出された骸骨に聖パンやキリストの血であるワインを与える姿に描き変えたのです。
しかしながら黒衣の修道僧は、わざと貧乏坊主の衣を纏い、人の頭蓋骨を木の棒に下げて、「御用心!」と人の宴を笑う、一休禅師と殆ど見てくれは代わりありません。
この絵は心の中で大笑いしながら描いた、そんな作品で、初めて完成図を披露しました、「キリストの洗礼」が軍配が上がる(これも大天使がタバコを吸うなどその他もジョークまみれな作品です。)事を私は信じて疑いませんでした。
何でこの滝の絵を一度壊して、描き直す事になるとは、思いもよらない事でした。
まだ何も構想が出て来ません。
余りにも絵から離れ過ぎた話題のうち、面白さにも欠けているブログに限り削除します。
話しが絵画からずれていても面白かったり、私についてのものはこのまま残そうと思います。
サロンブラン美術協会より準会員の資格を賜って、お受けしますとお返事していましたが、サロンブランの顧問でもあった師が亡くなった事など諸事情があり、今後、公募展は、女性であれば出品資格のある女流展の他は新制作展に全てを絞る事になりました。
サロンブランで認めて頂いた作品「天体」。
キャンバスを2枚以上連結させて、これからも、3メートル以内の超大作に望みます。
師のご病気、そしてご逝去が、一番制作が、たいへんな美術協会でやってゆく事を決定付けました。
ともあれ、頑張るしかないです。
第76回新制作展。
昨日描きましたF0です。
今週、ようやくアートスタジオに行けてなんだか安心しました。
で、私は8月末頃の個展を抱えております。
去年が色々とたいへんだったので、画廊さまに頼み込んで、5月末の個展を先延べして頂きました。
こちらも昨日、描いたサムホールです。
毎日が難しくても、週2〜4を作画に充て、それぞれ油彩とアクリルで小さい絵から10号クラスまで描いて行くつもりです。
今までも悪戦苦闘が有ったわけですが、これが私の絵です!と自身を持って見て頂ける個展を目指します。
小さい絵(0から3号)も、出来るだけ緻密に、手を抜かず、これらは職人根性で描いております。
今年も新制作
私と主人が入院中、息子は24時間勤務で余り家に帰らず、そして、鍵を掛けずに一昼夜出掛けてしまった事も有りました。
ところが師匠のいらっしゃるアトリエに持って行く画材一式を入れた、ショッピングカートがどこにもないのです。
中には長い時間をかけてゆっくり増やしたり、父の財産を相続したおりに、大人買いしたケブリン筆や、その他の高価な筆が山ほど入っていました。
ざっと百万円分有りました。
その他にも高級な絵の具や画用液などが入っていました。
他に絵画の窃盗も有りました。
これについては後から入院してきた主人が並べてあるところに無くなった事を確かめています。
しばらく、沈んでいましたからこれをブログに書こうと思っても書けませんでした。
そして警官を呼びましたが、週ストに遭っている家について警官は被害届を受理したがりません。
「あなたってとても絵がうまいんですねぇ。」と、お茶を濁して帰ってしまいました。
怒りに震えながら、ケブリン筆は高すぎるので、リスの毛にグレードを落として一揃え買い、自宅用に残るケブリンやタヌキなどを少し混ぜました。
また画材を入れるショッピングカートは、以前、亡くなった師匠用に買って、機能性が全くよくなかったので、Amazonで調べて、以前と全く同じカートを買いました。
なんだ被害に遭ってないんじゃ?という方には購入履歴をお見せします。
その後、私は別件で弁護士相談していますが、もう入手が出来なくなった書類について、弁護士が紛失!?という危機があり、自宅の書類も嫌がらせが目的だったわけだから、持って行かれたのではないかと慌てたのですが、書類は全て残っていました。
何と、百万円程度の盗みを働いて、数千万円に化ける書類は手付かずだったのです!
それを思うと、何て馬鹿な嫌がらせ目的の泥棒だろうと呆れた口がふさがらず、もう、主人と一緒に大笑いしてしまいました!