izumi-akie’s diary

画家・和泉暁絵の部屋

構図...構図...今は構図のお勉強

扇風機が主人公になる前の「インド人の姉弟」。

今は先生に、構図を叩き込まれています。 何をおいても構図が最重要課題です。

インド人は普通、黒髪で、手前の弟クンは日本人でいうところの「赤毛」みたいな珍しい髪の色なのですが、(実際の写真はもっと濃い茶色ですけれど。)

扇風機を目立たせる目的で、お姉さんの方も、栗色、更にブロンドに、と、髪の色が薄くなってしまいました。

パンジャビードレスを着ているので、西洋人だよと言って逃げる事も難しいですね。(哀しい。)

とりあえず今は、

人や物の位置をどうするか、どこを暗くしてどこを明るくするか。

必要に応じて、目に見える、または写真に写っているものの位置や配色を変えて、絵としてしっくりくる様に目指す。

写実とかの知恵は捨てて、(勿論、利用はしますけれど)画面を再構築して組み立てる。

先生の元、そういう画家としての修行(インド女性の黒髪をブロンドにするとか、かなり抵抗感があります。)を今、泣く泣くやっております。