izumi-akie’s diary

画家・和泉暁絵の部屋

筆洗のやり方➖数年前から変わって来ました➖

以前、古いブログで、自己流の筆洗方法をご紹介した事があります。

あの頃と、筆の洗い方は、すっかり変わってしまいました。 自宅で絵を描く時間が増えるほど、筆洗をする回数は増えてしまいます。 基本、「絵を描く」という行動は「筆を洗う」に直結しており、その頻度は増えて行くばかりです。

そして以前はかなり雑に洗っており、そのために良い筆をダメにして来た暗い過去に繋がります。

ストリッパーに浸しても、ここまでダメになった筆は元に戻りません。使用用途次第で使えるのでとっておきますが、マングースを模したケブリンとしての力量はもう失せた状態です。

以前はひたすら石けんと筆洗液でゴシゴシしたものですが、師が「お湯と石けんで洗う事を心掛けなさい。」と、教えて下さったのでした。

今は極力、優しく石けんで落とし、筆洗液は補助的に使用しています。

私はケブリンやセーブル、場合によってはタヌキを多用する様になり、豚毛は殆ど使用しなくなって来ました。

セーブルなどのメーカーさんに直接伺う機会も有り、筆洗はなるべくを石けんで。を心がける様になりました。

メーカーさんに教わった、筆を長生きさせる方法というのも有ります。

私の髪用より安物ですが、洗い上がりにはリンスを必ずします。

勿論、筆洗液を使用した場合、石けんでよく筆洗液を洗い流してからリンスします。 効果は不明ですが、豚毛を使った場合もしています。

私はアクリル画用にのみナイロンを使用していますが、ナイロンの筆にはリンスは要らないと思います。(はっきり分かりませんが..。)

リンスをして流した後は、キッチンタオルで(ストレートヘアを整える様に)拭き取りながら整えます。

すると筆が00以下のものでも真っ直ぐ、針の様に元の形状に戻り、これからも私を助けてくれるのですw