izumi-akie’s diary

画家・和泉暁絵の部屋

抽象と具象


友人の犬の遺影

抽象画が描け始めると、ハマってしまってよく描く様になりましたが、0号〜サムホールが殆どです。

作品は同時進行で、3〜7作を進めます。
抽象画にハマる一方で、私は人を描くのが大好きです。

この絵を描きあげてから、フェルメールになんだか近づいた様な自惚れがあって、人の顔、それもアップをいくつか描き途中になっています。
男でも女でも、若い人でもお年寄りでも、なんでも描いちゃおうって気分です。
モデルは誰でもよし。フェルメールに倣って写真をテレピンでキャンバスにデッサンし、スタンドオイルで少しずつ仕上げて行きます。

何しろ細やかな作業です。こちらは2〜3時間で仕上げる。にはなりません。
結構、何日もかかります。
1月22日から、アートスクールで100号を描くので、更に遅くなって行くでしょう。

具象も抽象も描いていたら、私の絵はどんな絵だ?という問いに答え辛くなりますが、私は自分は自分らしくないから、こんな絵を描いちゃダメだ。という垣根を作りたくないです。
どんなジャンルの描き方をしてもそれが「和泉暁絵の絵」であれば、それに見る人が私らしさを何となく感じれる様な絵が描ければ、それで良いと思います。


抽象画の中の抽象化された人。